2020年 〜新型コロナ禍の石垣島インバウンド観光事情〜アフターコロナの観光業

「チーズはどこへ消えた?」から抜粋

石垣島穀千屋Kokusenya Tour Agencyは、石垣島ではまだまだ数少ない、英語圏・中華圏のインバウンド旅行客に特化した、アクティビティや宿泊施設、飲食店を手配、または実際にお客様を自ら穴場スポットへお連れして「一生に残る思い出づくりのお手伝い役、旅のコンシェルジュ」として様々なサービスを提供している小さな小さな事業者です。

コロナ禍により訪日外国人旅行が皆無になっている現状ではありますが、代わって国内に住む外国人旅行客や従来の日本人客の多くがご利用下さったりとお陰様で何とかこうにかこの大不況を乗り切っている次第であります。

商売一寸先は闇、まさに好調であったアウトバウンド・インバウンドともに観光業にとっては今後長く暗い暗いトンネルの中を進む事になるのでしょう。耐えきれない者は脱落することになるのは必至で、可能な限り早く以前の様な国内のお客様も海外の様々なお客様も石垣島の大自然を満喫できる日が一刻も早く訪れることを心から祈ってます。

さてさて新型コロナが流行するまでは、沖縄本島並びに石垣島でのインバウンド需要は毎年右肩上がりの成長を見せており石垣島に訪れる訪日観光客いわゆるインバウンドはクルーズ周遊船や香港からの直行便などの好調な推移を見せ、新石垣空港での入国者数を見ても昨年令和元年は年間4.7万人と離島ながら国内24位の訪日客数でした。インバウンド需要は旅行業界全体での市場28兆円規模のうち高々4.8兆円ほどなのでそこまでのインパクトはないのだが・・・。

今後、世界の交通、宿泊、飲食、観光業全体がどのように復活を遂げるのか、アフターコロナでは海外旅行などの観光はできない世界になってしまうのかはわたしには全く想像できませんが、やはりいつになるかわかりませんがいつかその時が戻るまでは微かな期待を持ちながら、改めて穀千屋としてどのような新たなサービスや商品ができるかどうか「変化を恐れず」模索し、進化して行きたいと思っております。